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企画展『田中一村新たなる全貌』

こんにちは!米子です♪

みなさん!この企画展、もうご覧になりましたか?


企画展『田中一村新たなる全貌』





































現在、 鹿児島県奄美パーク田中一村記念美術館 で開催されている

伝説からの脱却/田中一村記念美術館特別展
田中一村特別展『田中一村 新たなる全貌』

東京、千葉、そして奄美 一村の全生涯にわたる画業を網羅。全国から集めた200点以上の作品を一挙公開する過去最大規模の一村特別展。


先日行ってきました♪

先日のナキャワキャ島自慢のコーナーで『田中一村』について特集しました。
ラジオをお聞きの皆さんの中にも「田中一村の絵、ちょっと気になる~」という方もいらっしゃったのではないでしょうか?

今回の企画展は巡回展で、千葉県、鹿児島市、そして最後が奄美市での開催となりました。

特別展を鑑賞した感想は・・・『ビックリface08icon12

田中一村の絵というと、焼酎のラベルなどにもなっている奄美の風景の絵をイメージする方が多いのではないでしょうか。

実は田中一村が年齢を重ねるごとに、また住んでいた場所によって絵の描き方が全く違うんです!

一村は幼い頃、南画*という画法で才能を発揮し、児童画展ですでに優秀な成績を残しています。
1926年、東京美術学校(現・東京芸術大学)に入学しますが、すぐに退学。
その後は南画を描き生計をたてていました。
ところが
1931年、南画の画法を突然やめ、自分の思うままに描いた日本画を勉強し描き始めます。
1955年、今度は、西日本へのスケッチ旅行が転機となり、奄美への移住を決意。
1958年、奄美大島に渡り大島紬の染色工として生計を立て絵を描き、一度も個展をすることなく、
69歳の生涯を終えます。
自らが描く絵のスタイルを模索しながら多くの作品を生み出されていたのです。

年代によって変わる作品のタッチの違いに驚きながら、一点一点、じっくりと鑑賞しました。
絵によって、使う絵の具や道具なども、鉛筆画、墨画、絵の具など様々でしたicon81


田中一村のあらたなる発見があるかもしれません。ぜひご覧くださいicon42


田中一村特別展 「田中一村 新たなる全貌」 開催
  期間/平成22年11月14日(日)~12月14日(火)
  
お問合わせ先 田中一村記念美術館
     〒894-0504 鹿児島県奄美市笠利町節田1834
     TEL:0997-55-2635  FAX:0997-55-2613 


米子♪


*南画とは・・・
中国絵画のひとつ、南宗画(なんしゅうが)に由来し、その略語とされています。
中国の元・明の絵画に影響を受け日本で18世紀半ば(江戸時代後期)におこった一つの画派をいいます。
南宗画とは明時代に生まれた言葉で中国・江南地方の平坦な地形と温暖な気候風土のもとに生まれた山水画をいい、これに対し、北宗画(ほくしゅうが)というものがあり、これは中国・華北地方の険しい山岳や岩山を硬い輪郭線で描いた山水画を指しています。日本の画家たちが主にならったのが南宗画であったため、その略として南画という言葉が生まれたといわれています。
実際にその言葉が使われ出したのは江戸末期ごろからのようです。

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この記事へのコメント
 3日に[田中一村新たなる全貌」を鑑賞して来ました。
年二回のペースで奄美パークの田中一村記念美術館で絵の鑑賞をしつつ、心も癒して来ます。
 今回の作品は今まで目にしたことの無い作風に触れる事が出来凄く感激でしたが、時間に追われての鑑賞にてじっくり愛でる事が出来ずに心残りが尾を引いています。
 「秋色」と云う作品が今まで見た作品と異なり、赤を基調に際立つ明るさでとても目を引く物が印象深く、もう一度ゆっくり見て来たい現在の心境です。
Posted by ラッキー at 2010年12月05日 15:02
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